障がい者雇用の日々

元B型利用者のブログ

息子の勤める会社へ出勤して、息子の仕事をする母親

以前通っていたB型作業所のサビ管(サービス管理責任者)が、マザコンだということが発覚した。

サビ管は30代で、母親がA型作業所の理事長をやっている。

ただ、母親のA型作業所は、サビ管が(サラリーマンとして)勤めているB型作業所とは何の関係もない。

それなのに、B型作業所の立ち上げのときに、母親がわざわざ息子の会社へ出勤して息子の隣の席に座り、息子の仕事をやってあげていたらしい。

これは、以前の作業所の職員や利用者から聞いている話なので事実。

 

30代にもなって母親同伴で出勤って……。断らない息子も息子だけど、母親も母親かな。

たしかにサビ管は仕事ができない人なんだけど、30代の息子が勤めている会社に親が乗り込んで、代わりに仕事をやってあげるって異常すぎる。

福祉施設だから許されているのかもしれないけど、普通の会社でそういうことをやったら、母親が乗り込んできた時点で厳重に注意されるわ。

それならもうさ、息子がサビ管をやるんじゃなくて、母親がサビ管をやればいいと思うの。

 

おそらく、母親も息子が仕事できないことを知っているから、息子の代わりに仕事をやってあげていたんだろうけど。

サビ管は、何か障がいを持っているのかと思うほど仕事できないからね。

人の上に立つ人間なのに、人に言われたことしかできないし。

サビ管と比べると、むしろB型作業所に通う精神障がい者のほうが、話が通じるし理解力もまだある。

おそらく、サビ管は病院で検査をすれば、何らかの障がいが発覚するんじゃないかな。

 

母親も心配する気持ちはわかるけど、一時的に仕事をやってあげても本人のためにはならない。

母親が息子の仕事に付き添って、一生仕事をしてあげられるのであれば、本人たちがそれでよければ勝手にしたらいいと思うけどね。

ただ、母親は確実に息子よりも先に死ぬので、一時的に母親が息子の仕事をカバーしてもその場しのぎにしかならない。

母親なら仕事をしてあげるんじゃなくて、本人の何でも忘れてしまう癖を直してあげればいいのに。

たとえば、常にメモ帳とペンを持ち歩かせる習慣をつけさせるとか。

そういう根本的な生活習慣を直してあげるほうが、本人のためになると思う。

まあ、本来はこういうことは本人が自分で気付いて直すことだけどね。