障がい者雇用の日々

元B型利用者のブログ

人に迷惑をかけて当たり前の障がい者にはなりたくない

B型作業所にはいろんな障害をもった方がいるんだけど、中には知的障碍者の方もいる。

その中に、重度知的障害だと思われる中山さん(仮名・推定20代男性)がいるんだけど、たまに突然大声を出す。

そのこと自体は障害があるのでしかたないんだけど、中山さんの母親が、息子が大声を出しているときにケラケラ笑っているんだよね。

※母親には知的障害はなく、息子の付き添いのために作業所に来ている。

支援員が電話をかけているときに中山さんが大声を出し、電話が聞き取れないので支援員が中山さんに何度も注意しているときでさえ、母親は隣で大声で笑ってるだけ。

わたしには何がおもしろいのか全然わからないんだけど。

母親なら、ひと言注意するなりしたらいいのに、ひと言も注意しないのでカルチャーショックを受けた。

彼女は息子が知的障害だから、人に迷惑をかけて当たり前とでも思ってるんだろうか?

わたしも中山さんに注意しようかと思ったけど、母親に「この子は知的障害なんです!」とキレられたら嫌なのでやめておいた。

障害持ちだから人に迷惑をかけても、人に嫌な思いをさせても仕方ないという考えなんだろうか?

 

中山さん本人は知的障害だから、さすがにそんなふうには思っていないだろうけど、彼の母親は確実にそう思ってるよね。

前の事業所のHといい、障がい者ならではの甘え?何をしても許されるだろう的な障がい者本人や、その家族がめっちゃ嫌なんだよね。

障がいで周りに迷惑をかけることがあるのは理解できるけど、それを当たり前だと思うのは違うと思う。

 

今回の件は、中山さん本人は知的なので仕方ないけど、母親が大声で笑ってるだけというのはさすがにありえない。

別に息子に対して怒る必要はないけど、支援員が何度も注意してるんだから、母親もひと言くらいたしなめたり、注意したりするべきじゃない?

息子が生まれつき障がい者で世間の人たちになんでも許されてきたので、いつの間にか息子が特別扱いされるのが当たり前になってしまったんだろうな。

実際は、周りの人たちが優しいから特別扱いしてくれるだけであって、決してそれが当たり前なわけではないんだけどね。

なんか、こういう人たちって感謝の気持ちが足りていないか、もしくは通常の感覚がマヒしているんだと思う。

確実に、障がい者は特別と思っているフシがあるよね。

だから、人に迷惑をかける息子を目の当たりにしても、注意ひとつしないんでしょ。

こういう人たちのせいで、障がい者全体が同じような目で見られそうで嫌だわ。

最近ニュースになっていた車いすユーザーの件もそうだけど、健常者に対しての思いやりが欠けているというか、一部の障がい者に特有の「他人に不便・我慢を強いて当たり前」という考えはおかしいと思う。

わたしは「人に迷惑をかけて当たり前、人に我慢させて当たり前」という思考にだけはならないように気をつけようと思った。